Braveのラップ版BATがBinance Smart Chain(BSC)上で利用可能に
分散型ブラウザBrave(ブレイブ)を運営するBrave Softwareが、同社のネイティブトークンである暗号資産(仮想通貨)ベーシックアテンショントークン(BAT)のラップ版がBinance Smart Chain(BSC:バイナンススマートチェーン)上にて利用が可能になったことを3月19日発表した。これによりBAT保有者はPancakeSwapやBeefyFinanceなどのBSCベースのDeFiアプリでBATを利用できるようになった。
BraveのCEO兼共同創業者であるブレンダン・アイク(Brendan Eich)氏は「私たちの願いはBATとBraveが暗号資産の主流となることと、BATとBraveによって一般市場でDeFiが使いやすいものになることです」とし、「ラップされたBATがBSCで利用できるようになったことで、この願いが達成可能なものであると信じています」また「特に私たちはBSCの低い取引手数料とスケーラビリティ、そしてそれによってBraveユーザーのためにスケーラブルでシームレスなDeFiアプリケーションを構築できることに興奮しています」とリリースにて述べている。
編集部のコメント
Brave SoftwareとBinanceは昨年3月に提携を発表しており、この提携によりBraveユーザーはバイナンスのサイトを介さずに、Braveブラウザ上でBinanceでサポートされている暗号資産の瞬時取引(インスタントスワップ)などが可能になっていました。
今回のBSCとの連携についても、より使い易い機能の提供が行われるようで提供は今年後半になる予定であるとリリースに記載されています。
参考リンク:Brave
(imaes:iStocks/iam2mai)