電力トレーサビリティシステムのアスエネが提供するプランが環境省のEVモデル事業に採択
アスエネ株式会社が環境省の「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」におけるEV(電気自動車)購入補助金の対象となる再エネ電力メニューとして、同社が提供する「Earth 100プラン」が採択されたことを3月18日発表した。
アスエネはブロックチェーン技術(イーサリアム)を活用した独自の電源・地域特定システムを有しており、同システムにより再生可能エネルギー100%の電力サービスと地産地消のクリーン電力小売サービス事業を展開する企業である。アスエネでは再エネ比率100%・CO2ぜロの電力を提供する料金プラン「Earth 100プラン」を提供しており、このプランが今回採択をされたとのことだ。
この事業は、グリーン社会の実現を進めるため、電気自動車・燃料電池自動車等の導入拡大と同時に、再エネ電力を使用したゼロカーボンのライフスタイルの普及や、日常及び非常時の両方で活用できる充放電設備/外部給電器の普及を促進することを目的とした、電気自動車や燃料電池自動車等と、再エネ電力や充放電設備をセットで導入する先導的取組を支援するモデル事業である。
環境省では、消費者が再エネ100%電力の調達とモニタリング調査等に協力することを要件に、対象となる「電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車」の購入に対し補助金を適用している。
リリースによると、アスエネ「Earth 100」プランに申込むことで、法人および個人の消費者がEV購入時に最大80万円、プラグインハイブリッド車(PHV)には最大40万円、燃料電池車(FCV)では最大250万円の補助金が受けられるとのことだ。
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