ビットバンクが暗号資産ベーシックアテンショントークン(BAT)の取り扱いを3月17日より開始
ビットバンク株式会社が同社運営の暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankにてベーシックアテンショントークン(BAT)の取扱い開始を3月10日に発表した。
なおビットバンクの新規通貨上場は1月より取り扱いを開始をしたクアンタム(QTUM)以来となる。
bitbankでのベーシックアテンショントークン(BAT)の取り扱い開始は3月17日を予定しており、現物取引所の取扱いペアにBAT/JPYとBAT/BTCが追加されるとのことだ。
bitbankの取り扱い暗号資産はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)にベーシックアテンショントークン(BAT)が加わり、合計で9銘柄となる。
またビットバンクではベーシックアテンショントークン(BAT)の取扱いを記念して、BAT/JPYおよびBAT/BTCの取引手数料無料キャンペーンを3月17日から6月18日までの期間にて開催するとのことだ。
編集部のコメント
BATはブロックチェーン技術を活用した次世代型の分散型ブラウザ「Brave」上で流通するERC-20規格の暗号資産です。
「Brave」は個人データを収集するような広告をブロックする機能「BRAVE SHIELDS」をもつブラウザで、広告をブロックすることでブラウザが軽くなるという利点がある他、広告主はBATを使用することでBrave上に広告を掲載することができ、ユーザーはその広告を閲覧することで対価としてBATを取得することもできます。
またBrave上のコンテンツクリエイターを支援する目的で投げ銭にも使用することができます。
ただし現在日本では法律の問題で日本国内のユーザはBATは獲得できず、その代わりにBAPというポイントが獲得できる仕組みになっています。なお現時点ではBATとBAPは交換することができない仕組みになっています。
ビットバンク事業開発部のコメント
2021.3.11 15:00追記
あたらしい経済編集部はビットバンク株式会社の事業開発部へ今回のBAT取り扱い開始について、その選定理由を聞いた。
ビットバンク事業開発部:BATは、Brave Softwareによって開発された次世代ブラウザ「Brave」を通じて利用できるユーテリティトークンとして、国内外の取引所で広く取扱いが行われています。
デジタル広告業界におけるユーザー、パブリッシャー、広告主が持つそれぞれの課題を、BATを通して解決していくという点に期待するとともに、多くの方にBATを知って頂きたいという思いで選定を行いました。
編集部のコメント:大津賀新也(あたらしい経済)
参考リンク:ビットバンク
(imaes:iStocks/Ninja-Studio)