HashHubレンディングがETHとDAIの貸借料率(年間利率)を最大14%に引き上げ
株式会社HashHubが貸し暗号資産サービス「HashHubレンディング」のETHとDAIの貸借料率(年間利率)を最大14%へ引上げを行うことを2月25日に発表した。BTCに関しては、貸借料率は変更なし。
3月以降の貸借料率はBTC7%、ETH12.5%、DAI14%となる。
この貸借利率引き上げはあくまで2021年3月時のもので、今後引き下げる可能性もあるとのことだ。
あたらしい経済編集部はHashHubのCEOを務める平野淳也氏へ取材を行った。
HashHub CEO 平野淳也氏へ取材
ーどのようにしてこの高い利率で、HashHubレンディングはサービス提供できているのでしょうか?
平野淳也:暗号資産市場でリスクを限定した形での収益機会が豊富である点が挙げられます。HashHubレンディングでは、リスクコントロールに最大限の注意を払いつつ、第三者への貸出し・アービトラージ・ステーキング・DeFiを含んだ様々な暗号資産の活用を行っています。
HashHubが元より強みにしている暗号資産の市場理解やセキュリティリスク調査に加えて、海外のネットワーク、それに加えて金融機関出身者による収益管理と金融リスク管理ノウハウを組み合わせて本事業を遂行しています。
これらをリスクコントロール出来るのが我々の強みであると考えており、例えばHashHubレンディングでは、市場の価格動向によるリスクが顧客資産に影響しないように管理しています。
具体的には以下の取引を禁止する内部ルールを定めております。
・顧客借入資産の売却および空売り禁止
・レバレッジロングなど価格リスクを伴う全ての取引の禁止
・個別銘柄の売買の禁止
他にも当社としては、セキュリティリスク・金融リスク・内部犯行リスクに十二分に向き合っています。
(images:iStocks/inkoly・incohre)