中国、UAE、香港、タイが共同でクロスボーダー決済プロジェクトを開始
香港金融管理局(HKMA)が、タイ銀行(BOT)、アラブ首長国連邦中央銀行(CBUAE)、中国人民銀行デジタルカレンシー研究所(PBC DCI)と共同で、クロスボーダー決済のための中央銀行デジタル通貨プロジェクト「Multiple Central Bank Digital Currency Bridge(m-CBDC)」を開始したことを2月23日に発表した。
このプロジェクトは香港にある国際決済銀行(BIS)イノベーションハブセンターの強力な支援を受けているようだ。 目的は、国家間の24時間365日リアルタイムの外貨取引のための分散型台帳技術の利用を模索すること。
計画ではこの実証実験を他のアジア諸国にも拡大する可能性があり、成功すれば、国境を越えた移転や、国際貿易と資本市場取引の両方の決済に利用される可能性があるようだ。
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