プラズムネットワークがポルカドットにて初のクロスチェーン通信成功
日本発のパブリックブロックチェーンであるプラズムネットワーク(Plasm Network)が、異なるブロックチェーンの相互運用性を目指したプロジェクトのポルカドット(Polkadot)テストネットRococo上にて、クロスチェーン通信(異なるブロックチェーン同士の通信)に成功したことを2月19日発表した。なおポルカドットの基幹機能を利用したクロスチェーン通信は初の事例となる。
今回のクロスチェーン通信は、ステーブルコインをポルカドット上で発行するプロジェクトAcalaとプラズムネットワーク間にて「クロスチェーンメッセージパッシング(XCMP)」と呼ばれる機能を利用してアセットの移動を行ったとのことだ。
プラズムネットワークの開発を進めるステイクテクノロジーズ(Stake Technoloiges)の代表を務める渡辺創太氏は、今回のクロスチェーン通信が「インターネット黎明期に異なる2地点で初めて通信に成功しメッセージを送ったくらいインパクトのあることをやってると思う」と自身のTwitterにて説明をしている。
ブロックチェーン界隈外の人向けに大袈裟に言うと、インターネット黎明期に異なる2地点で初めて通信に成功しメッセンジ送ったくらいインパクトあることをやってると思う。
— 渡辺創太(Stake Technologies) (@Sota_Web3) February 18, 2021
編集部のコメント
あたらしい経済編集部ではプラズムネットワークを開発するステイクテクノロジーズCEOの渡辺創太氏とCTO山下琢巳氏にインタビューをしています。 こちら併せてご覧ください。
【緊急取材】日本から「世界に繋がる」パブリック・ブロックチェーンを。バイナンスをリード投資家に約2.5億円の資金調達したステイクテクノロジーズ渡辺創太氏インタビュー
コメント:大津賀新也(あたらしい経済)
(images:iStocks/)