世界最大の資産運用企業ブラックロックが本格的にビットコイン投資を検討か

ブラックロックが本格的にビットコイン投資を検討か

世界最大の資産運用会社である米ブラックロック(BlackRock)がビットコイン投資の検討を開始していることが米CNBCの動画番組で2月17日に明らかになった。この番組に出演していたのはブラックロックの最高投資責任者を務めるリック・リーダー(Rick Rieder)氏。

ブラックロックは一部のファンドがビットコインの先物取引を行う可能性があることを1月20日に米証券取引委員会へ提出した書類で明らかにしている

リック・リーダー(Rick Rieder)氏は「ビットコインへの関心が集まるのは、人々が代替的な価値の保管場所を探すようになってきているからです。私は技術と規制が進化したことで、多くの人がビットコインをポートフォリオの一部にすべきだと考えるようになったので、それが価格を押し上げているのではないかと思っています」と述べた。

編集部のコメント

ブラックロックはビットコインの定義として「ビットコインは一般的にビットコイン・プロトコルと呼ばれるビットコイン・ネットワークを支配する規則や手順に従うソフトウェアを公開しているコンピュータを接続するオンラインのピア・ツー・ピア・ネットワークの参加者によって所有権や行動が決定されるデジタル資産」と説明している。

ブラックロックは先物取引の開始ではなく、まずブラックロックとして現物を保有し、どのように管理するべきかなどをリサーチした上で、各クライアントにサービス提供していくのではないでしょうか。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)
(images:iStocks/LongQuattro・4×6)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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