ドイツ銀行が暗号資産(仮想通貨)カストディサービスの提供を計画か

ドイツ銀行が暗号資産カストディサービスの提供を計画か

ドイツのメガバンク、ドイツ銀行(Deutsche Bank)が暗号資産(仮想通貨)カストディサービス提供を計画していることが各メディアで報じられた。昨年12月に世界経済フォーラム(WEF)が公開したレポートにその内容が記載されていたようだ。

このレポート「クリプトは何に有効か? 暗号資産の概要 使用事例(Crypto, What Is It Good For? An Overview of Cryptocurrency Use Cases)」の「金融商品とサービス(Financial products and services)」のユースケースとして「ドイツ銀行デジタルアセットカストディ」が紹介されており、そのプロジェクトの目標として「ドイツ銀行が機関投資家向けの完全統合型カストディ・プラットフォームの開発を目指し、暗号資産のエコシステムにシームレスな接続性を提供する」と記載されている。 またこのサービスでは税務処理、ファンド管理、レンディング、ステーキング、ヴォーティングなどを付加価値として提供する予定であることも記載がされている。

またサービスのビジネスモデルとしてはカストディ手数料による収益とし、トークン化手数料と取引手数料についても収益とする予定であるようだ。

なおこのカストディサービスのプラットフォームについては段階的に立ち上げる予定とのことで、すでに概念実証は完了しており2021年に実用最小限のプロダクトをローンチすることを目指しているとのことだ。

(images:iStocks/BeeBright・Ninja-Studio)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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