米マイクロストラテジー(MicroStrategy)が1,000万ドルをビットコインに追加投資

米マイクロストラテジーが1,000万ドルをビットコインに追加投資

米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が1,000万ドル(約10億円)相当の暗号資産(仮想通貨)ビットコインを追加購入したことを2月2日に発表した。

マイクロストラテジーの発表によると今回購入したビットコインは約295BTCで、購入平均価格は33,810ドル(約355万円)とのことだ。

これによりマイクロストラテジーが保有するビットコインは計71,079 BTC(約2,630億円:記事執筆時)となり、その平均取得額は手数料を含めて1BTCあたり約16,109ドル(約169万円)になるとのこと。

マイクロストラテジーは昨年8月から9月にかけて4億2,500万ドル(約440億円)をビットコインに投資し、昨年12月5日に5,000万ドル(約52億円)、続けて12月21日には約6億5000万ドル(約671億円)をビットコイン投資に充てている。さらに今年1月22日にも1,000万ドル(約10億円)でビットコインを購入したことを発表している。

マイクロストラテジーCEOであるマイケル・セイラ―(Michael Saylor)氏は今回のビットコイン追加購入に関して「私の成功の方程式は早起きして遅くまで働き、ビットコインを買うことだ」とツイートしている。

編集部のコメント

マイクロストラテジーは2月3日と4日にグローバルカンファレンスを開催します。 このカンファレンスでは「Bitcoin for Corporations:OVERVIEW OF BITCOIN CORPORATE STRATEGY & OPERATIONAL CONSIDERATIONS(企業に向けたビットコイン:ビットコインの企業戦略概要と運用上の考慮事項)」のセッションチャンネルがあることから、マイクロストラテジーは自社の取り組みを例に他企業へビットコイン保有への動きを促す考えであると思われます。

なおこのセッションチャンネルでは、「ビットコインマクロ戦略」のテーマと「ビットコイン企業戦略」をテーマにマイケル・セイラ―氏が登壇する予定です。

また4日には「戦略的ベンダーの概要とビットコイン市場での取引」をテーマにバイナンス(Binance)やコインベース(Coinbase)、ジェネシス(Genesis)など暗号資産に関わる事業を展開する企業がプレゼンテーションを行う予定となっています。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStocks/Pict-Rider・keko-ka)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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