米暗号資産(仮想通貨)レンディング企業ブロックファイ(BlockFi)の2020年の収益が1億ドルに

米暗号資産レンディング企業ブロックファイの2020年の収益が1億ドルに

米国の暗号資産(仮想通貨)レンディング企業ブロックファイ(BlockFi)の2020年の収益が約105億円(1億ドル)に及ぶ可能性があると1月30日にThe Blockが報じた

ブロックファイは現在、顧客の預かり残高が約8,374億円(80億ドル)を超え(19年第4四半期のプラットフォーム上の資産残高の30倍以上)、125,000以上の資金調達済み口座(19年第4四半期の12.5倍)を保有しているとのことだ。

またブロックファイはビットコイン信託「BlockFi Bitcoin Trust」の設立要請を1月29日に米証券取引委員会(SEC)へ提出している。

編集部のコメント

ブロックファイが提供しているサービスは個人向けにBlockFi Interest Account(BIA)、Crypto Backed Loans、Trading Accountの3つ、機関投資家向けにレンディングとトレーディングのサービス2つになります。

BlockFi Interest Account(BIA)では個人投資家がブロックファイに暗号資産を貸し付けると最大年利回り8.6%で運用してくれます。Crypto Backed Loansは個人投資家がブロックファイへ暗号資産を預け入れて、現金を最大年利4.5%で貸してもらえる機会を提供しています。

2021年度中にブロックファイはVisaとビットコインリワード機能付きのVisaクレジットカードの提供を開始する予定となっています。ブロックファイは個人、企業のそれぞれに上手く暗号資産関連のサービスを提供しています。

あたらしい経済編集部は2019年9月11日にブロックファイの創業者兼CEOに取材しておりますので、ポッドキャスも是非お聴きください。

記事:ブロックファイは既存金融の課題をクリプトでどう解決するか?(Block Fi CEO and Founder Zac Prince) 

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStocks/pgraphis)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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