ジーネックスがブロックチェーンを活用したゲノム情報の管理プラットフォーム構築へ
マネックスグループの関係会社であるジーネックス株式会社が第三者割当増資による資金調達を実施し、ブロックチェーンを活用したヘルスケア関連データプラットフォームを構築することを1月29日発表した。
このデータプラットフォームには、全ゲノム情報を含むヘルスケア関連のビッグデータを集積することができ、高付加価値化されたヘルスケア関連データが創薬開発やヘルスケア関連サービスに活用できるとのこと。
ジーネックスはこの事業を将来的に創薬開発が困難な難病領域等にも対象を広げ、国や自治体に頼るだけでなく、患者自身がプラットフォームに参加して創薬開発を推進し、同時に患者自身のデータを価値化できる自助的なシステムが産み出されることが期待されるとのことだ。
なお今回新たに科研製薬株式会社を株主に迎えたことにより、既存株主である株式会社スギ薬局と約4割出資しているマネックスグループを含めジーネックスは東証一部上場企業 3 社が株主となったとのことだ。
(images:iStocks/SiberianArt・Jackie-Niam)