コインベースがデジタル資産上場プロセス合理化のための新サービス発表
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)がデジタル資産上場支援サービス「コインべースアセットハブ(Coinbase Asset hub)」を1月14日に発表した。
リリースによるとこのサービスは「可能な限りすべての準拠資産を上場する」というコインベースの理念に基づき、デジタル資産の新規上場の門戸を広げることを目的としたものとなっている。
具体的には「コインべースアセットハブ」にデジタル資産発行者が資産を掲載して上場を申請することにより、法的・コンプライアンス的・技術的な基準から成る審査プロセスを経て、上場が承認されるか否かが判断されるとのこと。
コインベースの最高製品責任者(CPO)であるスロジット・チャタジー(Surojit Chatterjee)氏によると、デジタル資産の発行者は「コインべースアセットハブ」に資産を登録することにより、3,500万人以上のコインベースユーザーにその資産へのアクセスを提供できる可能性があるとのことだ。
コインベースは今後もデジタル資産発行者に向けたサービスを拡大し、最終的には資産発行者が資産のライフサイクル全体を管理できるようなコインベースの統一インターフェースを提供することを目指すとのことだ。
(images:iStock/artsstock・Vitalii-Tkachuk・incohre)