英イートロが今週末の暗号資産の買い注文を制限する可能性を顧客へ通知
オンライントレードプラットフォーム提供の英イートロ(eToro)が、同社のユーザーに対し「今週末の暗号資産(仮想通貨)の買い注文を制限する必要があるかもしれない」とメールにて通知を行ったことが1月14日ブルームバーグの報道で明らかになった。
イートロはメールにて「空前の暗号資産需要の中で流動性が限られるため、週末の買い注文をサポートする当社の能力が困難に直面している。今週末に暗号資産の買い注文を制限する必要があるかもしれない」と説明しているという。
ブロックチェーンメディアのディクリプト(Decrypt)の報道によると、イートロでは今年に入り1月11日までの間に新規ユーザーが38万人以上増加したとのことで、イートロはユーザーに対し取引の期待値を和らげるよう警告をしたのではないかと説明をしている。
またディクリプトに対し、イートロのグローバルPR・コミュニケーションマネージャーであるケイティ・エヴァンス(Katie Evans)氏は「暗号資産市場では極端な状況が続いています」「もし暗号資産の需要が続くならば、市場では再び流動性の問題が発生するかもしれません」と述べたとのことだ。
(images:iStock/Adelos・paitoonpati)