LayerXが請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」の提供を開始

LayerXが請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」の提供を開始

ブロックチェーン開発企業LayerXがクラウドでの請求書処理業務を可能にする請求書AIクラウド 「LayerX INVOICE(インボイス)」の提供を開始したことを1月13日に発表した。

「LayerX INVOICE」は請求書の受け取り後、AI-OCRが請求書を自動でデータ化の上、仕訳データや振込データの自動作成及び会計システム連携をシームレスに実行することで経理DXを推進するサービスだ。

LayerXは2020年10月より一部のスタートアップや上場企業を対象としてβ版の提供を行ってきいていたが、この度の緊急事態宣言を受け、高まる経理DX・クラウド化への需要に対応するため提供開始を早めたとのこと。

主な機能として「AI-OCR、仕訳学習、会計システム連携、請求書回収、ミス防止アラート、源泉所得税レポート、紙の請求書の代理受領・データ化」の7つがリリースで記載されている。

LayerX取締役CTO兼DX事業責任者の榎本悠介氏は「今回提供開始する請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」の開発にあたり、100社以上のヒアリングを元に開発を進めてきました。ブロックチェーン事業からチームを切り出し、10名弱のスモールチームでプロダクトをアップデートし続けています。β版利用企業のみなさまからいただく、以下のような声を開発の力に変え、コロナ禍の「#経理DX」を加速し、LayerXのミッション「すべての経済活動を、デジタル化する。」を実現していきます」とコメントしている。

合わせて経理DX支援キャンペーンを1月13日から3月31日まで開催するとのことだ。キャンペーン内容は、企業が期間中にお問い合わせ・デモを登録し2021年内に導入したら「経理DX支援キャンペーン」として「トライアル無料」「初期費用無料」「初月無料」を適用することとなっている。

編集部のコメント

LayerXが開発するブロックチェーンにおける次世代のプライバシー保護技術「Anonify」と「LayerX INVOICE」がどのように組み合わさっていくか、どのようにパブリックブロックチェーン上で機能していくかなど今後が楽しみです。

(images:iStock/nisaul-khoiriyah・Kateryna-Bereziuk)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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