韓国ゲーム企業ネクソンが暗号資産取引所ビッサム(Bithumb)を約4億6,000万ドルで買収準備中か
韓国のゲーム大手ネクソン(Nexon)が、同国最大の暗号資産(仮想通貨)取引所であるビッサム(Bithumb)を約4億6,000万ドル(約477億円)で買収する準備を進めていると1月7日にマキョン(Maekyung)が報じた。
韓国紙マキョン(Maekyung)によれば、ネクソンは1月初旬にビッサムとの間で65%の株式を取得するための覚書に署名したとのこと。そしてネクソンはビッサムの大株主であるヴィデント(Vidente)と共同で株式取得に向けて動いているようだ。
この取引が成立すれば、ネクソンは3つの暗号資産取引所の所有者となる。ネクソンはこれまでに、ビットスタンプ(Bitstamp)とコービット(Korbit)を買収している。
2018年にビッサムはBK Global Consortiumへの売却を検討していたが、BK社のキム・ビョングン会長が買収額3億4,500万ドル(約358億円)の全額を支払うことができなかったため、その取引は成立しなかったようだ。
【追加情報】ネクソン社は報道を正式に否定
以下2021.1.12 追記
なお上記報道については、1月12日にネクソン社が正式に否定しています。
韓国ゲーム企業ネクソン(Nexon)が暗号資産(仮想通貨)取引所ビッサム(Bithumb)の買収準備の報道を否定
(images:iStock/PhonlamaiPhoto・Tuadesk)