ビットコインが国内取引所で400万円台、 海外取引所で4万ドル台突破

ビットコインが400万円、 4万ドル台突破

ビットコイン(BTC)価格が日本時間1月7日深夜から8日未明にかけ、国内暗号資産(仮想通貨)取引所にて400万円を突破。なお海外取引所においても4万ドルを更新した。

ビットコインの価格は昨年12月に2万ドルの大台を突破し、国内取引所ビットフライヤーにおいても2017年12月8日に記録した日本円建ての過去最高値2,312,100円を12月17日に更新した。

その後ビットコインは年初3日に350万円の値ををつけた後、4日には価格が急落した。今回400万円の値が付いたのは急落より3日程度の出来事だ。なお昨年12月初旬にはビットコインの価格は200万円を切っていた為、その価格は1か月で2倍になったことになる。

一方でアルトコインの価格も上昇傾向にある。昨年末に発生したリップル社訴訟問題から大幅に値を下げていたXRPについても6日から8日未明にかけ40%以上の上昇を見せている。

また一連の価格上昇をうけ、暗号資産(仮想通貨)市場の時価総額が1兆ドル(約103兆円)を超えたことがCoinGeckoのデータにより明らかになっている

なお1月8日11時(日本時間)ごろには国内取引所のビットコイン価格は、370万円後半まで値段を下げたが、その後12時過ぎには400万円台近くまで戻している。

連日の最高値更新の報道を受けて新規投資家の参入なども期待できる。8日11時すぎに国内取引所コインチェックは公式ツイッターで「現在、Coincheckでは新規のお申し込みが急増しており、本人確認完了まで通常よりもお時間をいただいています」とツイートしている。今後の値動に注目だ。

編集部のコメント

ビットコインの価格高騰には新型コロナウィルス感染症の影響を受けたインフレヘッジやスクエア(Square)やマイクロストラテジー(MicroStrategy)などの米国上場企業がビットコインへ大量に投資、PayPalが全米でビットコインなど4銘柄の暗号資産売買サービスを開始したことなどが要因になったと考えられます。

あたらしい経済編集部では、企業によるビットコイン投資について特集記事を公開しています。

こちらも併せてご覧ください。

「史上最高値更新のビットコインに多くの企業は投資すべき?」米上場企業がビットコインへ投資した理由

機関投資家がビットコインを視野に入れる理由、グローバルファンドらの動き

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/LuckyStep48・dalebor)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した