米大手取引所コインベースがSECのリップル社訴訟受け、XRP取引停止発表

米大手仮想通貨取引所コインベースがリップル(XRP)取引停止発表

米国証券取引委員会(SEC)がRipple Labs社(以下リップル社)とその重要な証券保有者でもある幹部2名を相手に、未登録で進行中のデジタル資産証券の募集を通じて約1,340億円(13億ドル)以上の資金調達を行ったと主張する訴訟を提起したことに際し、世界各国の取引所がその対応を発表している。

そんな中、米大手仮想通貨取引所であるコインベース(Coinbase)が12月29日にリップル(XRP)に関して、XRPの取引を停止を発表した。発表によるとXRPの取引に関して、米国時間12月28日14時30分より段階的に制限し、2021年1月19日10時に完全に停止するとのことだ。

なお取引停止後もユーザーはXRPウォレットにはアクセスできるようだ。そして以前から発表されていたSparkのエアドロップに関しては、継続して実施されるとのこと。

編集部のコメント

なお今回XRPの取引停止を発表したコインベースは、SECに上場申請時の登録申請書である「Form S-1」の草案を内密に提出したことを12月17日に発表しており、今回のXRPへの対応に注目が集まっていました。XRPの取り扱い停止に関しては、現在多くの取引所が対応を発表されていますが、米国大手であるコインベースが今回停止を発表したことは市場に関しても大きな影響を与えることが考えられます。

(images:iStock/LuckyStep48)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored