暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが米国で最大4%の暗号資産付与のデビットカードのローンチを発表

暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが米国で最大4%の暗号資産付与のデビットカードのローンチを発表

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営する米コインベース(Coinbase)が10月28日よりユーザーのCoinbase Cardの利用申し込み開始を行ったことを発表した。Coinbase CardはVisa Debit cardsとなっていて、ユーザーはカード利用時に最大4%の暗号資産を獲得できる可能性がある。利用対象はハワイを除く米国内のすべての対象となるCoinbaseアカウントを所有するユーザだ。

ローンチ段階では、ステラルーメン(XLM)で4%、ビットコイン(BTC)で1%の付与可能性を明らかにしている。

Coinbase CardはアプリまたはWebから申し込み可能で、今冬に承認作業が行われるとのこと。承認されたユーザーはバーチャルカードですぐに利用でき、2週間以内に物理的なカードが郵送されてくるとのことだ。

CoinbaseのブログではアメリカでのCoinbase Cardのローンチに対して「Coinbase Cardの導入は、真のユーティリティとしての暗号資産のマスアダプションを実現するための重要なマイルストーンとなりました。本日の発表は、米国のCoinbaseのお客様が保有資産を活用するための選択肢を増やすことを可能にするものであり、暗号資産の現実世界での活用に向けた新たな一歩となります。当社は今後も、お客様のために暗号投資と支出を管理するための最もシームレスで便利な方法を創造するために、当社の提供するサービスをさらに発展させていきます」と記載している。

編集部のコメント

Coinbase Cardは、イギリスを含めヨーロッパ全域を含む約30カ国のユーザーが利用できるようになっています。暗号資産付与のプログラムは米国のみとのことです。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:iStock/inkoly)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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