暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)の日本法人が国内での入出金と取引のサービス開始
暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)グループの日本法人であるPayward Asia株式会社が、日本での入出金・取引のサービスを開始したことを10月22日発表した。
クラーケンは2011年に設立された米国サンフランシスコを拠点とする暗号資産取引所。クラーケンはPayward Japan株式会社を通じて2014年から日本でのサービスを開始したが、その後2018年7月に日本からの撤退を発表した。その後今年9月8日付けでPayward Asia株式会社が資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録(関東財務局長 第00022号)を完了し、クラーケンは再び日本でのサービスを開始することを発表していた。
Payward Asia株式会社は9月18日に口座開設手続きを開始しており、既に口座開設の手続きを終えたユーザーであればクラーケンの日本でのバンキングパートナーである住信SBIネット銀行を通じた日本円の入出金サービスが利用できる。
なお取引については、ビットコイン(XBT)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコイン・キャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)を対象としたスポット取引(暗号資産と暗号資産の取引ペアおよび法定通貨(日本円)と暗号資産の取引ペア)が利用できるとのことだ。
またクラーケンがグローバルで提供している他の暗号資産については、なるべく早期に追加できるよう対応を行っていくとのことだ。なお現在クラーケンは44のデジタル資産と7つの法定通貨(ユーロ、米ドル、カナダドル、ポンド、日本円、スイスフラン、オーストラリアドル)の取引をユーザーに提供している。
(images:iStock/Ninja-Studio)