アスエネのブロックチェーン電力トレーサビリティシステムでスギハラグループが再エネ100%電力のCO2フリーのグリーンビルディング化を実現
再エネ100%・地産地消のクリーン電力小売サービス事業を行うアスエネ株式会社が、株式会社スギハラサービスクリエイツ(スギハラグループ)の自社ビルにアスエネの提供するブロックチェーン電力トレーサビリティシステムを活用することで、再エネ100%電力のCO2フリーのグリーンビルディング化を実現したことを10月7日に発表した。
このCO2フリーのグリーンビルディング化はSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の取組の一環として行われており、再生可能エネルギー100%でコスト削減に繋がるアスエネでんきの調達をすることで気候変動対策に貢献をするとのこと。
アスエネのブロックチェーン技術を活用した電源・地域特定システムを利用することで関東地方の複数の再エネ発電所とマッチングし、さらにこのシステムによるCO2削減量見える化・非化石証書等を活用することで、ビルのテナント入居の企業でも中小企業版RE100であるRE ACTIONの環境イニシアチブ基準にも合致しながら、電気代を節約できるとのことだ。
アスエネの提供するトレーサビリティシステムは、イーサリアムのパブリックチェーンを用いて独自開発されたとのこと。またトレーサビリティシステムの低コスト化の新技術として、2020年2月に特許出願済みとのことだ。なお現時点でこのサービスのブロックチェーン活用は法人向けのみとのこと。
なおスギハラグループは東京都港区にあるこの自社ビルを、SDGsに取り組みたい企業に対しテナント募集をするとのことだ。
編集:大津賀新也(あたらしい経済)
(images:iStock/inkoly)