CoinBestが暗号資産交換業者登録を完了

CoinBestが暗号資産交換業者登録を完了

CoinBest株式会社が「資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者」として登録(関東財務局長第00023号)が完了したことを9月23日発表した。

CoinBest株式会社は東京に拠点を置く企業で、2019年12月に一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に第二種会員として加入しており、2017年8月の会社設立以来、暗号資産交換業者として開業を目指し資金決済に関する法律及び関係法令等を遵守する態勢を整えていたとのこと。

リリースによるとCoinBestはサービス提供開始に先立ち、2020年9月下旬より暗号資産(仮想通貨)取引所CoinBestの口座開設の申込受付を開始する予定とのこと。

なお暗号資産取引所CoinBestではビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を取り扱う予定とのことだ。

編集部のコメント

つい先日、9月8日にも米国の暗号資産取引所Kraken(クラーケン)の日本法人Payward Asia株式会社が暗号資産交換業者としての登録を完了し、9月18日から口座開設手続きを開始しています。

一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は、暗号資産交換業及び暗号資産関連デリバティブ取引業の自主規制団体であり、資金決済法に基づく「認定資金決済事業者協会」と金融商品取引法に基づく「認定金融商品取引業協会」を兼ねています。同協会の第一種会員は暗号資産交換業者、暗号資産関連デリバティブ取引業者であり、第二種会員は暗号資産交換業者又は暗号資産関連デリバティブ取引業者となるための登録申請中又は登録申請を予定する事業者となっています。

現在JVCEAの第二種会員には株式会社マーキュリー、株式会社ワイレックス・ジャパン、Coinbase株式会社、株式会社デジタルアセットマーケッツ、東京ハッシュ株式会社が入会しています。これらの企業は法的な体制が整えば暗号資産取引業者として開業をすることになります。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/Ninja-Studio)

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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