ブロックチェーン活用のグルメSNSシンクロライフと川崎フロンターレの共同プロジェクトが「ビジネス・アクセラレーター・かながわ」に採択
ブロックチェーンを利用したグルメSNSシンクロライフを運営する株式会社GINKAN(ギンカン)が、株式会社川崎フロンターレと共同で提案した「スタジアム飲食と地域活性化をDXで実現」プロジェクトが、神奈川県の「ビジネス・アクセラレーター・かながわ」に採択されたことを9月14日発表した。
このプロジェクトではシンクロライフアプリのモバイルオーダー及びブロックチェーンを活用した暗号通貨ポイントシステムを通して、川崎フロンターレのスタジアム内の飲食店と、川崎地域の地元飲食店のマーケティング領域におけるデジタルトランスフォーメーションを推進するとのこと。
このプロジェクトの具体的な取り組みとして、モバイルオーダーによる混雑回避、キャッシュレス推進、試合結果に応じた、来店インセンティブ付与による地元飲食店集客への寄与を目指し、これによりWith/Afterコロナ時代における安心・安全なスタジアム運営と、地域経済の活性化を実現するとのことだ。
編集部のコメント
GINKANの提供するシンクロライフは、ブロックチェーンを活用し、優良なレビュアーへの暗号資産の報酬や、食事代金からの暗号資産の還元などが行える、トークンエコノミー型のグルメSNSです。 またAIによって、5秒で美味しいお店を検索できるレコメンド機能を搭載しており、レストラン検索の煩雑さを解消するグルメアプリとのことです。
現在155カ国と4言語(日本語、英語、韓国語、中国語)で展開。iOS版とAndroid版を公開しており、すでに口コミは21万件、掲載店舗数は10万店舗を超えているとのことです。
シンクロライフはSNS形式での口コミ投稿アプリとしてサービスを開始し、2018年8月からはレビュアー・口コミの信頼スコアに応じて暗号資産「シンクロコイン」を付与を始め、2019年7月1日より、シンクロライフのユーザーが、シンクロライフの加盟店で飲食することで、会計金額の1%〜5%(店舗設定により決定。キャンペーン時最大20%)相当の暗号通貨「シンクロコイン・SYC」を受け取れるサービスの提供を開始していました。
なお現在日本国内においては将来的に「シンクロコイン(SYC)」へ1対1で交換可能となる「シンクロポイント」(ロイヤリティポイント)が付与されています。 またGINKANは2019年7月に三菱UFJニコスとともにクレジットカード決済によって暗号資産が還元されるスキームの実証実験を行っています。
コメント:大津賀新也(あたらしい経済)
(images:iStock/antoniokhr)