バイナンスがトークンファーミングプラットフォーム「Bella Protocol(ベラプロトコル/BEL)のローンチを発表

バイナンスがトークンファーミングプラットフォーム「Bella Protocol(ベラプロトコル/BEL)のローンチを発表

暗号資産(仮想通貨取引所)バイナンス(Binance)がトークンファーミングプラットフォーム「Bella Protocol(ベラプロトコル/BEL)をローンチしたことを発表した。

Bella ProtocolはバイナンスユーザーがBNBやBUSDなどのトークンをステークキングした報酬として新たなトークンを獲得できるLaunchpool(ローンチプール)であるこのこと。

ユーザーは2020年9月9日午前0時 (UTC)から30日間、BNB、BUSD、ARPAトークンを3つの別々のプールにステークして、BELを報酬として獲得(ファーム)できるようになるようだ。

バイナンスのブログによると各トークンプール参加者の報酬は、各プールでステークされたすべてのトークンと比較してユーザーがステークしたトークンの比率に基づいて毎日計算されるとのこと。例えばユーザーが1日目の12時間に5,000BNBをステーキングをし、1日の間に参加した全てのユーザから24時間に渡ってステークされたBNBの平均額が100,000BNBだったとする。そうするとユーザーは初日に((5,000 x 12 / 24 ) / 100,000) x 150,000 = 3,750 BELトークンを受け取ることになるとのことだ。

そしてバイナンスは2020年9月16日午前6時(UTC)よりBinanceへBELをリストティングし、BEL/BTC、BEL/BNB、BEL/USD、BEL/USDT取引ペアのオープン取引を開始する予定とのこと。

編集部のコメント

ユーザーのステーキングに応じたトークン配布率に関する計算式の説明をさせていただきます。

以下の式をを基に説明します。

①(5,000 x ②12 / 24 ) / ③100,000) x ④150,000 = 3,750 BEL

 

①の5,000はユーザーがステーキングしたトークン量を示しています。

①×②の計算を行うことで、ユーザーが24時間トークンをステーキングしていた場合のトークン量を算出します。③は各ユーザーがトークンをステーキングした平均額を表しています。

(①×②)×③を計算することで、5,000トークンをステーキングしたユーザーの貢献度数を示すことができます。

そして最後にユーザーのステーキング平均額を5,000,000 x 90%(BNBのトークン報酬割合) / 30(ステーキング期間) = 150,000 BELと計算し、①と④を×ことで3,750BELと算出されます。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

(images:iStock/Cemile-Bingol)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

SEC、VanEckとWisdomTreeのETF提案に対する審査期間を延長

米証券取引委員会(SEC)が、米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)が提出した暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)に関する複数の規則変更提案について、審査期間を延長することを4月14日に発表した。それぞれ現物ETFの発行および償還を可能とする内容が含まれている

【4/15話題】SBCメディカルGHD・ストラテジー・バリューCがビットコイン追加購入、クラーケンが株式とETF取引開始など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

GrayscaleのイーサリアムETFステーキング提案、SECが審査期間を延長

米証券取引委員会(SEC)が、米シカゴの証券取引所NYSEアーカ(NYSE Arca)が提出した「グレースケール・イーサリアム・トラスト(Grayscale Ethereum Trust:ETHE)」および「グレースケール・イーサリアム・ミニ・トラスト(Grayscale Ethereum Mini Trust:ETH)」に関する規則変更提案について、審査期間の延長を決定したと4月14日に発表した