SBI VCトレードがFlare Networks(フレア・ネットワークス)のトークン付与への対応を検討
国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VC Tradeが、暗号資産リップル(XRP)保有者に対するFlare Networks(フレア・ネットワークス)のSpark(スパーク)トークンの付与について、その取り扱いを検討していることを9月4日に発表した。
Flare NetworksはProof of Stakeを用いずにXRPのスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクト。このプロジェクトはXRPの発行者であるRipple社から支援を受けている。
Flare Networksは、ネイティブトークンであるSparkをXRPと同量発行してXRP保有者に1:1の割合でエアドロップすることを今年8月に発表している。FlareNetworkによると、このSparkはFlare Network上のガバナンストークンとして利用できるとのこと。
SparkトークンのエアドロップはFlare Networkに申請を行うことで受け取り可能であるが、多くのXRP保有者は取引所にXRPを保管しているため、そのようなXRP保有者がSparkを受け取るためには取引所自体がエアドロップに対応する必要がある。
そこでSparkのエアドロップに対応する取引所が増えており、その流れを受けて今月4日にSBI VC Tradeが対応を検討していることを発表した。日本の取引所ではすでにbitbankが対応を検討していると発表している。
編集:小俣淳平(あたらしい経済)
(images:iStock/sittipong-phokawattana)