米暗号資産取引所コインベースのCEOがIEO(Initial Exchange Offering)関連事業の詳細をポッドキャストで明らかに

米暗号資産取引所コインベースのCEOがIEO(Initial Exchange Offering)関連事業の詳細をポッドキャストで明らかに

アメリカ暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)のBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)CEOが、IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)に関連したサービス開発に取り組んでいることをポッドキャストで明かしたと報道されている。そのポッドキャストは8月中旬にO’Shaughnessy Asset Management(オショーネシー・アセット・マネジメント)のPatrick O’Shaughnessy(パトリック・オショーネシー)最高経営責任者(CEO)と収録したものだ。

そのポッドキャストの中でBrian Armstrong氏は「Coinbaseが Coinbase Launchか何かと呼ばれるプロダクトの開発に取り組んでいます」と述べた。

さらにBrian Armstrong氏は「Coinbase Launchは暗号資産のスタートアップをやりたいと思っている人が誰でも”トークンを発行したい”と言うことができるものです。Coinbase Launchは、資金調達をしたい、そして、そのプロセスを通して人々をサポートし、トークンの保管、スマートコントラクトの作成、ガバナンスの問題、従業員にトークン配布をする必要がある場合の権利化などを支援します。さらにCoinbase Launchは、会社を設立するためのプラットフォームであるStripe Atlasとスタートアップ企業やエンジェル投資家、スタートアップ企業で働きたい求職者のためのウェブサイトであるAngelListを組み合わせたものと見ることができます。全体としてCoinbase Launchは、暗号資産のマスアダプションを促進することを目的としています。Coinbase Launchを通して1000社の新しいスタートアップを設立することは、クリプトエコノミクスの発展にとっても大きな鍵を握ることになるでしょう」とポッドキャストで伝えている。

編集部のコメント

暗号資産取引所のIEO事業は進展してきています。日本でも2020年8月25日に暗号資産取引所コインチェックがLink-UとHashPortが日本初のIEO(Initial Exchange Offering)に向け共同プロジェクトを発足することを発表しています。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)

(images:iStock/SiberianArt)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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