バイナンスが第2の独自ブロックチェーン「Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)」のメインネットをローンチ

バイナンスが第2の独自ブロックチェーン「Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)」のメインネットをローンチ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるBinance(バイナンス)が独自ブロックチェーンであるBinance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)のメインネットをローンチしたことを9月1日に発表した。

Binance Smart Chainは、2019年に稼働を開始したBinance Chainとは別のチェーン。Binance Chainと異なる点として、Binance Smart Chainはスマートコントラクトやバイナンスの暗号資産BNBのステーキングに対応している。

さらにBinance Smart Chainはコンセンサス・アルゴリズムにProof of Authority(PoA)とDelegated Proof of Stake(DPoS)を組み合わせたProof of Staked Authority(PoSA)を採用することで、3秒に1回という高速なブロック生成スピードを実現しているとのこと。

またBinance Smart ChainとBinance Chainはクロスチェーン対応しており、ユーザーや開発者が2つのチェーン間で資産を自由に移動することができる。

Binance Smart Chainは主にDeFiなどの分散型アプリケーションの構築を目的としており、すでに多くのDeFiプロジェクトがBinance Smart Chainに参加しているとのことだ。

編集部のコメント

Binance Smart ChainはDeFiの盛り上がりとDapps開発のニーズの高まりを受けて計画されたチェーンであり、4月のホワイトペーパー発表から5ヶ月弱でメインネットのローンチを果たしました。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/your_photo)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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