バイナンスが第2の独自ブロックチェーン「Binance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)」のメインネットをローンチ
大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるBinance(バイナンス)が独自ブロックチェーンであるBinance Smart Chain(バイナンススマートチェーン)のメインネットをローンチしたことを9月1日に発表した。
Binance Smart Chainは、2019年に稼働を開始したBinance Chainとは別のチェーン。Binance Chainと異なる点として、Binance Smart Chainはスマートコントラクトやバイナンスの暗号資産BNBのステーキングに対応している。
さらにBinance Smart Chainはコンセンサス・アルゴリズムにProof of Authority(PoA)とDelegated Proof of Stake(DPoS)を組み合わせたProof of Staked Authority(PoSA)を採用することで、3秒に1回という高速なブロック生成スピードを実現しているとのこと。
またBinance Smart ChainとBinance Chainはクロスチェーン対応しており、ユーザーや開発者が2つのチェーン間で資産を自由に移動することができる。
Binance Smart Chainは主にDeFiなどの分散型アプリケーションの構築を目的としており、すでに多くのDeFiプロジェクトがBinance Smart Chainに参加しているとのことだ。
編集部のコメント
Binance Smart ChainはDeFiの盛り上がりとDapps開発のニーズの高まりを受けて計画されたチェーンであり、4月のホワイトペーパー発表から5ヶ月弱でメインネットのローンチを果たしました。
コメント:小俣淳平(あたらしい経済)
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