Defiプロトコル開発企業Uniswapがa16zなどから1,100万ドル(約11億6,200万)の資金調達
Defi(分散型金融)プロトコルを開発・運営するUniswap(ユニスワップ)が、a16z(アンドレセン・ホロウィッツ)が主導するシリーズAの資金調達で1,100万ドル(約11億6,200万)を調達したことを発表した。
このシリーズAラウンドには、Union Square Ventures、Paradigm、Version One、Variant、Parafi Capital、SV Angel、A.Capitalらも参加している。
シリーズAでの資金調達の目的は、Uniswap V3を構築するためにチームを成長させ、プロトコルの柔軟性と資本効率を飛躍的に向上させることのようだ。
Uniswap V3に関して具体的な構想は明らかになっていないが、数ヶ月以内にデザインをEthereumコミュニティに発表するとブログに書かれている。
編集部のコメント
Uniswapは実際にこの1ヶ月間に記録的な成長を遂げています。例えば6月20日から7月20日の間に、取引量は620万ドルから4370万ドルへと7倍に増加しています。人気の理由としてUniswapV2では、取引価格に関するオラクル問題対策を行なっているからです。今の金融市場とは異なる方法で、金融の安定性を高めていっている点が、非常に面白いです。
コメント:竹田匡宏(あたらしい経済編集部)
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