USDT発行元テザー、約15万BTC保有とCEOが説明

USDTの準備資産報告から算出される保有量は約10万BTC

米ドル建てステーブルコイン「USDT」を発行するテザー(Tether)のCEOパオロ・アルドイノ(Paolo Ardoino)氏が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の自社保有量は約15万BTCだと明らかにした。

アルドイノ氏が保有量に言及したのは、スイス・ルガーノで開催された「プランBフォーラム(Plan ₿ Forum)」の基調講演だ。講演動画は10月28日(日本時間)にアルドイノ氏自身のXで公開されており、テザー公式Xも同投稿をリポストしている。

一方、テザーが公表した2026年第3四半期の準備資産報告書では、9月30日時点で準備資産に含まれるBTCの評価額は約83億6,700万ドル(約1.33兆円)となっている。報告書に記載された評価額と1BTC当たりの評価単価から算出すると、保有数量は約10万60BTCとなる。

アルドイノ氏が講演で示した約15万BTCは、この数量を約5万BTC上回る。ただし、同氏は講演で、USDTの準備資産とそれ以外の保有分の内訳や取得時期を説明していない。そのため、両者の差が新たな約5万BTCの購入によるものとは確認できない。

なお、テザーは第3四半期の純営業利益が15億ドル(約2,381億円)だったと発表している。また、準備資産が発行体の負債を上回る部分にあたる超過準備金は約79億5,000万ドル(約1.26兆円)となり、前四半期末からほぼ倍増した。

テザーは2023年5月、実現純営業利益の最大15%をBTCの購入に充てる方針を発表していた。購入原資には価格上昇による含み益を含めず、保有するBTCの秘密鍵は自ら管理すると説明している。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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