米予測市場カルシ、シリーズGで1Bドル調達。評価額40Bドルに

KalshiがシリーズGで10億ドル調達

米予測市場運営企業カルシ(Kalshi)が、シリーズGの資金調達ラウンドで10億ドル(約1,578億円)を調達し、調達後の企業評価額が400億ドル(約6.3兆円)になったと10月29日に発表した。

カルシは調達資金を、予測市場の拡大や新商品の開発、機関投資家向け事業の強化などに充てる方針とのこと。

今回の資金調達は、投資会社のセコイア(Sequoia)とウェリントン(Wellington)が共同で主導したという。ほかに、ベイリーギフォード(Baillie Gifford)、アンドリーセンホロウィッツ(Andreessen Horowitz)、コーチュー(Coatue)、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(Morgan Stanley Investment Management)など計10社が参加した。

カルシは、将来の出来事の結果を対象とする契約を売買する予測市場を基盤に、暗号資産や商品、無期限先物などへ事業を拡大している。今後は、指数関連商品や個別株の無期限先物に加え、計算資源の将来価格などを対象とする市場の開発を進める方針だ。

機関投資家向け事業では、ヘッジファンドや自己勘定取引会社、金融機関などを対象に、営業活動や販売網の拡充、商品開発に投資する。また、カルシは海外展開にも資金を投じる方針で、中南米と欧州を重点地域としている。

カルシによると、予測市場、商品、暗号資産、無期限先物などを含む事業全体の年率換算取引高は1兆ドル(約157.8兆円)を超えたという。暗号資産分野の年率換算取引高は1,400億ドル(約22兆円)に達したという。

また、カルシは数カ月前に開始した無期限先物事業について、開始以来の累計取引高が830億ドル(約13.1兆円)、取引者数が50万人を超えたと説明している。

なお、カルシは今年5月7日にもシリーズFラウンドで10億ドル(約1,578億円)を調達しており、当時の企業評価額は220億ドル(約3.5兆円)だった。今回の資金調達により、同社の企業評価額は約半年で約82%上昇した。 

参考:カルシ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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