Chainalysis(チェイナリシス)がシリーズBラウンドで1,300万ドルを追加調達

Chainalysis(チェイナリシス)がシリーズBラウンドで1,300万ドルを追加調達

ブロックチェーンの分析ソリューションを提供する企業Chainalysis(チェイナリシス)が、米国政府機関からの需要増加を受け、シリーズBラウンドの資金調達に1,300万ドル(約13億9,000万円)を追加したことをTHE BLOCKが報じた。

THE BLOCKの報道によると、今回の出資はRibbit CapitalとSound Venturesによって行われたとのこと。今回の調達によりチェイナリシスのシリーズBラウンドでの調達額は4,900万ドル(約52億円)となり、これまでの累計調達額は6,600万ドル(約71億円)となった。

チェイナリシスの共同創設者兼CEOであるMichael Gronager(マイケル・グローナー)氏はThe Blockに対し「主に政府の顧客からのサービスの需要を満たすためにシリーズBを拡張しました」と語っている。

またこの調達と同時に、Ribbit Capitalのジェネラルパートナーであり元米財務省官僚であるSigal Mandelker(シガル・マンデルカ―)氏がチェイナリシスのアドバイザーとして就任することとなった。

編集部のコメント

チェイナリシスはブロックチェーンのトランザクションのモニターソフトや、ブロックチェーンのコンプライアンス管理ソリューションを提供している会社です。同社の主な顧客は政府機関や金融機関です。Coindesk によると、これまでに政府機関からだけで1,000万ドル(約10億7,000万円)以上の売上を得ているとのことです。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/champc・Anastasiia_New・Rudzhan-Nagiev)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した