bitFlyer Blockchainが独自ブロックチェーン「miyabi」の試用環境を公開
株式会社bitFlyer Blockchainが独自ブロックチェーン「miyabi(ミヤビ)」の試用環境を7月1日に公開した。
今回発表されたリリースによると同社は「miyabi」を気軽に使いたい、マニュアルを拡充してほしいなどの利用者の要望に応えるため「miyabi」の試用環境公開を決めたとのことだ。
具体的にはグラフィカルインターフェイスを使って「miyabi」を操作できるGUI機能、コマンドラインを使って「miyabi」を操作できるCLI機能、日本語マニュアル、サポートSlackチャンネルを提供するとのこと。
「miyabi」試用環境、GUI機能の利用方法はbitFlyerのnoteにて説明されている。
編集部のコメント
bitFlyer Blockchainは今年4月にエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」のBaaSとしての提供を開始しています。「miyabi」は同社が独自に開発したコンセンサスアルゴリズム「BFK2」を採用しており、堅牢なセキュリティと4,000件/秒を超える高速スループットを実現するブロックチェーンとのことです。
また同社は今年6月にマイナンバーカード認証を活用した「なりすまし防止機能付き」のブロックチェーン投票サービス「bVote」を発表しています。
「bVote」には「bPassport」というブロックチェーンIDシステムと、「miyabi」を活用した投票システムが利用されています。
コメント:小俣淳平(あたらしい経済)
(images:iStock/Cemile-Bingol)