Doleが2025年までにすべての部門でブロックチェーントレーサビリティ導入予定であることを発表
Dole Food Companyが「the 2020 Corporate Responsibility & Sustainability Report(2020年企業責任・持続可能性報告書)」を4月22日発表し、同レポートのなかですべての事業にブロックチェーン技術の導入を計画していることが明らかになった。
同計画では2025年までにブロックチェーンを使ったタグ付け、および「先進的なトレーサビリティ・ソリューション」を導入するとのこと。
Doleは2017年8月にウォルマートやネスレなども一員であるIBM food blockchain consortiumに参加をしており、ブロックチェーンを活用した食品事業の安全性強化に取り組んでいる。
編集部のコメント
IBM food blockchain consortiumには、ネスレ、ドールフード、マコーミック、マックレーン、タイソンフード、ユニリーバ、ウォルマート、カルフールなどが参加しています。企業が食品の安全を保障するためにブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティシステムを導入する事例が増えています。今回Doleが企業責任・持続可能性報告書としてトレーサビリティの導入を発表したように、今後ブロックチェーンによるトレーサビリティシステムを導入し食品の安全を保証するのは企業としての責任として当たり前になっていくのではないかとあたらしい経済編集部は考えます。
コメント:大津賀新也(あたらしい経済)
(images:LuckyStep48)