米仮想通貨取引所ジェミナイが新たにチェインリンク、ダイ、オーキッドの取り扱いを開始
米国仮想通貨取引所ジェミナイ(Gemini)が、新たにチェインリンク(LINK)、ダイ(DAI)、オーキッド(OXT)の取り扱いを開始することを4月9日プレスリリースにて発表した。
同取引所は、4月6日にベーシックアテンショントークン(BAT)の新規取り扱いを発表したばかり。
今回取り扱いが発表された同通貨の取り扱いはBATと同じく、米国東部標準時間で4月24日9:30より入金が開始され、取引はその後まもなく行われるとのことだ。
現在ジェミナイでは、ビットコイン (BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、Zキャッシュ(ZEC)が取り扱われており、BATに続き、チェインリンク(LINK)、ダイ(DAI)、OXTが上場することでジェミナイの取り扱い通貨は9銘柄となる。
またカストディサービスに限定するとゼロエックス(ZRX)、ブレッド(BRD)、ディセントラランド(MANA)、エンジン(ENJ)、フレクサ(FXC)、ジェミナイドル(GUSD)、ゴーレム(GNT)、カイバーネットワーク(KNC)、ルームネットワーク(LOOM)、メイカー(MKR)、ヌメライア(NMR)、オミセゴー(OMG)、ストレージ(STORJ)、ファイルコイン(FIL)、カスピアン(CSP)の15銘柄が対応している。
編集部のコメント
今回上場するチェインリンク(LINK)、ダイ(DAI)、オーキッド(OXT)について説明します。
チェインリンクは、GoogleやOracle、SWIFTでも採用されている分散型のオラクルネットワークを提供する企業SmartContract社のブロックチェーンです。チェインリンクは、3月に韓国大手自動車メーカーヒュンダイの子会社Hdac Technologyと技術的パートナーシップ契約を締結し、2月にはPolkadotに、チェインリンクのネットワークが追加されることがPolkadotのブログによって発表されました。
ダイは、ERC-20規格のトークンで、USDとのペッグ通貨です。ダイは、仮想通貨メイカーに担保資産としてイーサリアムを預けることによって発行がされます。
オーキッドは、ERC-20規格のトークンで、非中央集権的な匿名性の高い通信を実現するため開発がされました。Sequoia Capital、a16z、Draper Fisher Jurvetson(DFJ)などから出資を受けているプロジェクトです。
コメント:大津賀新也(あたらしい経済)
(images:dalebor)