バリュークリエーションがでビットコイン追加購入を決議
マーケティングおよび不動産のDX事業を手掛ける東証グロース上場企業のバリュークリエーションが、ビットコインの追加購入決議を4月14日に発表した。
同社は4月から8月までに1億円でビットコインを購入する予定とのこと。
同社は、余剰資金の一部につき、次の事業投資までの期間の運用手段として、一時的にビットコイン等の暗号資産に投資・保有するとしている。また購入したビットコインは、必要に応じて換金することで事業へのキャッシュ還元も想定しているとのことだ。
バリュークリエーションはこれまで2億円でビットコインを購入しており、売却をしていなければ15.84339919BTCを保有していると思われる。
3月17日発表の初購入の際には、1億円にて平均取得単価1,246万3,333円で8.02429919BTCを取得した。また3月31日発表時の購入の際には、同じく1億円にて平均取得単価1,279万4,550円で7.8191BTCを取得している。
バリュークリエーションの14日の終値は1,156円だったが、今回のビットコイン追加購入の発表翌日となる15日の始値は1,350円となり、大幅反発。取引開始直後に1,427円の高値を付けている。
ただしこの株価は、ビットコイン購入決議のみでなく、26年2月末時点の株主を対象とした株主優待制度の拡充や25年2月期の決算発表が好材料として重なったことが要因としてみられている。
バリュークリエーションが決算と同時に報告した26年2月期単独業績予想では、売上高38億2,000万円(前期比11.3%増)、営業利益1億9,300万円(同58.8%増)、経常利益1億9,700万円(同50.1%増)、純利益1億3,000万円(同50.7%増)と大幅増収増益が見込まれている。
参考:バリュークリエーション・バリュークリエーション2・バリュークリエーション3
画像:PIXTA