アニメ「七つの大罪」初のNFTが「Soneium」でグローバル展開、OpenSeaとYOAKE entertainment提携で

「七つの大罪」のNFTがSoneiumで展開

YOAKE entertainment(ヨアケエンターテインメント)が、アニメ作品『七つの大罪』シリーズ初の公式NFTコレクションを販売開始したことを3月25日に発表した。

今回のNFT販売は、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」との提携による第1弾の取り組みとのこと。同プラットフォームにて販売される今回のNFTコレクション「YOAKE & The Seven Deadly Sins Anime Series」は「OpenSea」を通してグローバル展開される。

また同コレクションのNFTは、Ethereum(イーサリアム)のレイヤー2ブロックチェーンの「Soneium(ソニューム)」上にミント(鋳造/発行)されたものとして提供されるとのこと。

『七つの大罪』は「週刊少年マガジン」で連載されたファンタジー作品だ。原作は世界18カ国以上で翻訳され、続編『黙示録の四騎士』を含めたシリーズ累計発行部数は5,500万部を突破。アニメ版はNetflixを通じて約190カ国で配信され、2020年には世界125カ国でNetflixオリジナルアニメの視聴ランキング1位を記録するなど、グローバル現象になっているとのこと。

今回のNFTは『七つの大罪』のアニメシリーズ版から、「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」の一場面をデジタル化したものだという。主人公メリオダスと弟ゼルドリスが太陽の下で酒を酌み交わす場面を、アニメIPの公式デジタルアートとして提供するとのことだ。

同NFTは、3月25日14:00から72時間限定で0.002ETHの価格で「OpenSea」上で販売される。数量については無制限とのことだ。

YOAKE entertainmentは、アソビシステム・ツインプラネット・W TOKYO・Y&N Brothersらが設立した合弁会社。主要株主には同4社の他、オフィスノーブおよびソニーグループがいる。

なお「Soneium」開発元のSony Block Solutions Labs(ソニーブロックソリューションラボ)は、ソニーグループとStartale Group(スターテイルグループ)との合弁会社。Startale GroupのCEOである渡辺創太氏は、今回のNFTコレクションを手掛けたYOAKE entertainmentの取締役も務めている。

参考:YOAKE entertainment
画像:iStocks/SasinParaksa

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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