コインベースが暗号資産デリバティブ取引所デリビットの買収交渉中、ドバイ規制当局に通知済み=報道

CoinbaseがDeribitの買収交渉中

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)の買収に向けた交渉を進めていると、「ブルームバーグ(Bloomberg)」が3月22日に報じた。これは事情に詳しい一部関係者の話として伝えられている。

関係者によれば、デリビットはすでにドバイ首長国でライセンスを保有していることから、両社は買収協議について同地域の規制当局に通知を行っているとのこと。買収が成立すれば、このライセンスはコインベースに引き継がれるという。

またデリビットの企業評価額は、今年1月時点で40億ドル(約6,020億円)から50億ドル(約7,530億円)とされている。

なおデリビットは2024年11月29日、アラブ首長国連邦(UAE)において現物およびデリバティブ取引の提供を開始するとともに、すべての業務をドバイ法人であるデリビットFZE(Deribit FZE)へ移行することを発表した。実際に同社の取引サービスは、今年1月1日からUAEで提供されている。

デリビットFZEは、ドバイの規制当局であるドバイ暗号資産規制機関(Virtual Assets Regulatory Authority:VARA)より正式に認可を受けている。

参考:ブルームバーグ
画像:Reuters

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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