Art Labを6月17日に閉鎖へ
韓国総合電機メーカーのLGエレクトロニクス(LG Electronics)提供のスマートTV向けNFTプラットフォーム「LGアートラボ(LG Art Lab)」が、今年6月17日に閉鎖される。複数のメディアが3月21日に報じた。
報道によれば、LGは同サイト上で「LGアートラボ」の終了の理由について「新たな機会を模索する適切な時期だと考えています」と説明しているという。
また現在「LGアートラボ」でリストされているNFTについては、今年4月30日までにコレクターのウォレットへ移行される予定だ。なおカスタマーサポートは今年7月18日まで利用可能とのこと。
「LGアートラボ」は、2022年9月に公開されたスマートTV専用のNFTプラットフォームだ。LG製TVのwebOS 5.0以降を搭載したモデルで利用できる。ユーザーは、LGが提供するスマートフォン向け暗号資産ウォレット「ウォリプト(Wallypto)」を使用し、TV画面上に表示されるQRコードからNFTを購入・取引可能だ。
また同プラットフォームのブロックチェーン基盤には、へデラハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)の分散型パブリックネットワーク「ヘデラネットワーク(Hedera Network)」が採用された。
ちなみに日本国内からの「LGアートラボ」の公式サイトへのアクセスは、以前より制限されている。
参考:Decrypt
画像:iStocks/kostsov・noLimit46