Binance Japan、HODLer Airdropsで「バブルマップ(BMT)」取扱い開始

HODLer AirdropsでBMT取り扱い開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスジャパン(Binance Japan)提供のローンチプールサービス「HODLer Airdrops」における暗号資産バブルマップ(BMT)の取り扱い開始が3月21日に発表された。

なお日本国内における「HODLer Airdrops」取り扱い暗号資産はBMTで6銘柄目。これまでアニメコイン(ANIME)、ベラチェーン(BERA)、ソレイヤー(LAYER)、マイシェル(SHELL)、ゴープラスセキュリティ(GPS)が取り扱われてきた。

BMTの報酬受け取り対象者は、日本時間で3月2日9:00から3月7日8:59の期間中に、バイナンスジャパンの貸暗号資産サービス「Simple Earn」を通じて暗号資産ビルドアンドビルド(BNB)を寄託したユーザーとなる。

なおバブルマップ(Bubblemaps)は、ブロックチェーンのデータ視覚化ツール。「円のカラフルな地図」を使用して、トークンの配布や不釣り合いなガバナンストークンの所有権など、重要な詳細を表示している。そのため、投資家は取引機会と詐欺の両方を簡単に特定できるようになる。なおBMTの総供給量は1,000,000,000BMTで、そのうちバイナンスジャパンの「HODLer Airdrops」へ割り当てられる報酬は、75,000BMTとなっている。

「HODLer Airdrops」とは

「HODLer Airdrops」は、バイナンスジャパンが昨年12月に発表した新サービス「Launchpool(ローンチプール)」に属するプロダクト。バイナンスプラットフォーム上で対象となる新規プロジェクトが上場する際に、「過去」の定められた期間にBNBを寄託していたユーザーを対象に、寄託したBNBの割合によって報酬が付与されるサービスとなっている。

同サービスでユーザーが獲得できる報酬については、バイナンスグローバルの「HODLer Airdrops」では新規プロジェクトが発行する新規トークンとなっているが、バイナンスジャパンが提供する日本国内向けのサービスでは、これらの新規トークンをBNBに変換したうえで寄託契約に対する利息としてユーザーのウォレットに配布される。

具体的には、指定期間中に同取引所既存の貸暗号資産サービス「Simple Earn」を通じて、ユーザーはBNBを寄託する必要がある。

プラットフォーム内の「運用」をクリックし、BNBを検索。「Simple Earn」の銘柄一覧の中からBNBを選択し「サブスクリプション」をクリックする。これにより今後の「HODLer Airdrops」の対象者となる。

ただし、ユーザーのBNBロック額の残高は1時間ごとにランダムに取得され、時間平均ロック額が計算されるという。この「HODLer Airdrops」プロジェクトでは、過去に遡った期間を対象にスナップショットとして計算されるという。

報酬については、市場レートを基にバイナンスジャパンが定める価格にてBNBに換算され、換算完了後にユーザーの現物ウォレットへ付与されるとのことだ。

参考:Binance
画像:iStocks/Ninja-Studio

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