オフチェーンラボ、アービトラムのアプリ開発支援プログラム開始

Offchain LabsがArbitrum上のアプリを支援

オフチェーンラボ(Offchain Labs)が、アービトラム財団(Arbitrum Foundation)と共同で、「アービトラム(Arbitrum)」のアプリケーションレイヤーの拡張を支援するプログラム「オンチェーンラボ(Onchain Labs)」を開始すると3月18日に発表した。

オフチェーンラボは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)スケーリングソリューション「アービトラム」の開発元。またアービトラム財団は「アービトラム」の開発を支援する非営利団体だ。

今回開始されたプログラム「オンチェーンラボ」では、「アービトラム」上で新たなアプリケーションを開発するプロジェクトに対し、プロダクト開発および市場展開(GTM)を支援するとのこと。

オフチェーンラボは「オンチェーンラボ」の開始に際し、従来のクリプト業界において「ごく一部の者が他者を犠牲にして利益を得ている」とし、搾取的なエコシステムの問題に言及。これは暗号資産の本来の理念とは相反すると指摘している。

なお「オンチェーンラボ」参加プロジェクトは近日公開予定とのこと。また現在も同プログラムへの参加者は募集されている。参加希望のプロジェクトのチームは、専用フォームから問い合わせが可能となっている。

オフチェーンラボは今月3月11日、「アービトラム」エコシステムのさらなる発展を促す目的で、暗号資産アービトラム(ARB)を段階的に購入する計画を発表した。

参考:オフチェーンラボ
画像:iStock/artsstock

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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