米暗号資産運用ビットワイズが70Mドル調達、チーム拡充や新ソリューション開発に向け

Bitwiseが約104億円調達

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、7,000万ドル(約104億円)の資金調達ラウンドを完了したと2月25日にXで発表した。

同社は、調達した資金をチームの拡充や、ベータ戦略、アルファ戦略、オンチェーン投資を含む新たなソリューション開発に活用するとしている。

なお今回の調達ラウンドには、エレクトリックキャピタル(Electric Capital)、マスミューチュアル(MassMutual)、MITインベストメントマネージメント(MIT Investment Management Company)、ハイランドキャピタル(Highland Capital)、ホーンベンチャーズ(Haun Ventures)、パラファイキャピタル(ParaFi Capital)、コースラベンチャーズ(Khosla Ventures)、ジェネラルカタリスト(General Catalyst)、ブロックチェーンコインベスターズ(Blockchain Coinvestors)、ニケシュアローラ(Nikesh Arora)らが参加したとのことだ。

発表によると、現在ビットワイズは100人以上の従業員を抱え、顧客資産120億ドル(約1.8兆円)を運用しているという。また同社は、インデックスファンドやアルファ戦略、ノンカストディアル・ステーキング、個別管理口座(SMA)戦略、ETF、ETPなどを含む30以上の投資ソリューションを提供しているとのこと。

ビットワイズは今年1月30日、米証券取引委員会(SEC)に申請していたビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の複合型現物ETFについて、シカゴの証券取引所「NYSEアーカ(NYSE Arca)」での上場および取引が承認されたと発表している。

なおビットワイズはこれまでに、「ドージコイン(DOGE)」の現物ETF「ビットワイズ・ドージコイン・ETF(Bitwise Dogecoin ETF)」や、「ソラナ(SOL)」の現物ETF「ビットワイズ・ソラナ・ETF(Bitwise Solana ETF)」、「XRP」の現物ETF「ビットワイズ・XRP・ETF(Bitwise XRP ETF)」などの上場に関する「S-1申請書(Form S-1)」をSECへ提出している。

画像:iStock/liulolo・BadBrother

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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