ブラジル証券取引委員会、「XRP現物ETF」上場を世界で初承認

ブラジルでXRP現物ETF取引開始へ

ブラジル証券取引委員会(CVM)が、「XRP現物ETF」のブラジル証券取引所B3への上場を承認した。地元メディア「ポータルドゥビットコイン(Portal do Bitcoin)」が2月19日に報じている。

CVMの公式サイトによると、同ETFの名称は「ハッシュデックスナスダックXRPインデックスファンド(HASHDEX NASDAQ XRP INDEX FUND」。ブラジルの暗号資産(仮想通貨)管理会社「ハッシュデックス(Hashdex)」がCVMへ申請した。現在は運用開始前の準備段階にある。B3に上場すれば、「XRP」を投資対象とする世界初のETFとなる。

また、このETFは2024年12月10日に設立されており、管理はブラジルの証券会社「ジーニアルインベストメントス(Genial Investimentos)」が担当する予定だ。なお現時点では、同ETFに関する公式文書は公開されていない。

なお米国では、グレースケール(Grayscale)やウィズダムツリー(WisdomTree)、カナリー(Canary)、ビットワイズ(Bitwise)、21シェアーズ(21Shares)などが米証券取引委員会(SEC)へ「XRP現物ETF」の申請を行っている。

参考:Portal do Bitcoin
画像:iStocks/Vit_Mar・rarrarorro

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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