TISとgumiのgC Labs、web3コンサルティングサービス「NUE3」提供開始

TISとgC Labsがweb3コンサルティングサービス「NUE3」提供開始

TISインテックグループのTISとgumiの連結子会社としてブロックチェーン事業を展開するgC Labsが、web3コンサルティングサービス「NUE3(ヌエスリー)」を共同で提供開始したことを2月14日発表した。

「NUE3」では、web3に関わる事業を立ち上げる企業を対象に、web3分野における両社のこれまでの実績に基づく市場調査や戦略立案、パートナーシップ構築のためのネットワーキング支援のほか、トークンを用いた施策に必要なエコシステムやサービスの設計から運営支援までをワンストップで提供するという。

また同サービスでは、これらの過程で必要となるシステム基盤開発やスマートコントラクト開発のほか、各種開発に欠かせないセキュリティ診断やシステム監査まで対応するとのこと。

「NUE3」の提供にあたっては、TISがweb3事業に必要なシステム基盤開発、スマートコントラクトの開発、セキュリティ診断などの開発支援全般を担い、gC Labsが市場分析やビジネス構築支援のアドバイザリー、トークンエコノミクスの設計支援、コミュニティマネジメントのアドバイザリーなどのコンサルティングを行うという。

「NUE3」の提供価格については公開されておらず、価格を知るにはTISおよびgumiへ問い合わせを行う必要があるようだ。

gumiではブロックチェーン等事業において、エンターテインメント部門ではゲームおよびweb3プロジェクト「OSHI3」を展開。また金融部門では暗号資産(仮想通貨)に関するアセットマネジメントと投資を行っている。

「OSHI3」プロジェクトは、BOBG(ボブジー)が発行する「OSHI3」の基盤トークンを活用し、世界で191兆円の規模を有するといわれるコンテンツ市場において、ブロックチェーン技術を使った新しい「推し(OSHI)活」を展開した、グローバルなOSHIの経済圏を作ることを目指している。

また金融事業においては、EigenLayer(アイゲンレイヤー)やInjective(インジェクティブ)、Mycel(マイセル)、Cosmos Hub(コスモスハブ)、Sui(スイ)、Babylon(バビロン)などのブロックチェーンのバリデータに参画し、ノード運営を行っている。

参考:gumi
画像:iStocks/metamorworks

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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