OpenSea、新バージョン「OS2」オープンβ版公開、「SEA」のエアドロも予告

OpenSeaが「OS2」オープンβ版公開

NFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」の新バージョンとなる「OS2」のオープンベータ版が2月13日に公開された。またオープンシー財団(OpenSea Foundation)からは、独自トークン「SEA」の近日中リリースが同日に予告された。

「OS2」では、複数のブロックチェーン間でNFTやトー​​クンを購入できる「クロスチェーン購入」が可能になった他、プラットフォームのユーザーに利益をもたらすように設計されたリワード(XP)プログラム、UXの改善などこれまでの「オープンシー」からアップグレードされている。

また「OS2」ローンチ時においては、プラットフォームのマーケットプレイス手数料は0.5%、スワップ手数料は0%と引き下げられている。

対応チェーンについては、イーサリアム(Ethereum)、アービトラム(Arbitrum)、ベース(Base)、ポリゴン(Polygon)、アバランチ(Avalanche)、B3、ブラスト(Blast)、オプティミズム(Optimism)、ゾラ(Zora)、セイ(Sei)の他、新たにフロウ(Flow)、エイプチェーン(ApeChain)、ソニューム(Soneium)、ベラチェーン(Berachain)がサポートされている。これにより「OS2」では合計で14チェーンに対応することになった。

また「SEA」は、NFT およびより広範なクリプトエコシステム内でのエンゲージメントをサポートするために設計されたトークンとのこと。

エアドロップは、直近の取引だけでなく過去の「オープンシー」利用実績に基づいて行わるという。米国ユーザーも対象となっている。なお配布の時期についての詳細は、現時点では未定であるとのことだ。 

 

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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