米SBCメディカルGHDが10億円のビットコイン購入へ
「湘南美容クリニック」などを手掛けるSBCメディカルグループの持ち株会社である米SBCメディカルグループホールディングスが、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の購入決定を2月12日に発表した。
発表によると購入金額は10億円。2月~5月の期間にて購入予定とのこと。
購入は、会計税務面やセキュリティ面を慎重にした結果、米国法人であるSBCメディカルグループホールディングスが米暗号資産取引所コインベース(Coinbase)にて実施するという。
なおSBCメディカルグループホールディングスは医療機関への経営支援事業を行う企業として2024年9月に米ナスダック(NASDAQ)に上場を果たしている。
購入理由については、「戦略的財務の取組の一環」と伝えられている。
同社はビットコインについて「企業によるインフレヘッジの手段としても注目を集めている」とし、「今後も事業成長投資を軸に据えつつも、手元資金については暗号資産を含む柔軟な戦略に基づき、更なる収益最大化の実現を支援します」と述べている。
日本では、メタプラネットやリミックスポイントら上場企業が暗号資産を購入し投資を行っている。また先日2月10日にもgumi(グミ)が、10億円のビットコイン購入決議について発表している。
なおメタプラネットについては10日に2024年12月期決算を発表。今期から開始したビットコインインカム事業により、営業利益が前期の4.6億円の赤字から3.5億円の黒字に転換したことが報告されている。