GMOコインが仮想通貨BATの取り扱いを発表

仮想通貨取引所GMOコインが仮想通貨BATの取り扱い発表

国内仮想通貨取引所であるGMOコインが、ベーシックアテンショントークン(BAT)を3月18日より取扱開始したことが、同日プレスリリースによって明らかになった。なお同通貨は同取引所の「販売所サービス」での取り扱いとなる。

ベーシックアテンショントークン(BAT)の取り扱い開始は、国内の仮想通貨取引所において、GMOコインが初となる。

ベーシックアテンショントークン(BAT)は、デジタル広告の新しいエコシステムを目指して開発されたWebブラウザ「Brave」上で使用される、ERC-20規格の仮想通貨となっている 。

今回の新規通貨取り扱いでGMOコインは、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ビットコインキャッシュ(BCH)ライトコイン(LTC)リップル(XRP)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)にベーシックアテンショントークン(BAT)が加わり、合計8銘柄を取り扱うことになる。

編集部のコメント

Braveには、個人データを収集するような広告をブロックする機能「BRAVE SHIELDS」があり、さらに広告をブロックすることでブラウザが軽くなるという利点があります。またBraveでは、広告を閲覧することでBATが取得でき、またBATによりサイトや動画のクリエイターに支援をすることができる「Brave Rewards」の機能が利用可能となっています。

2020年3月6日にBraveのDAU(Daily Active Users:1日あたりのアクティブユーザー数)が400万人を突破したことを、BraveのCo-founder&CEOであるBrendan Eich(ブレンダン・エイク)氏が自身のTwitterにて明らかにしています。さらに、MAU(Monthly Active Users:月間のアクティブユーザー数)については1,220万人に達しているとのことです。

実際に、Braveが公開するデータフィードによると、前述した「Brave Rewards」を利用するコンテンツクリエイターが増加しています。3月18日時点では、約46万7,000人が同機能を利用しています。半数以上はYouTubeで約27万8,000ユーザーが登録、二番目に多いのはTwitterで5万3,000ユーザーとなっています。

このように、ベーシックアテンショントークン(BAT)は、実利用が進んでいる通貨であり、GMOコインへ上場することで、時価総額や1通貨の価格に影響があるのか、気になります。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)

(images:dalebor,LysenkoAlexander)

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