チェコ中銀総裁がビットコインの外貨準備を提案
チェコ国立銀行(中央銀行)のアレシュ・ミフル(Ales Michl)総裁は、暗号資産(仮想通貨)ビットコインへの投資計画を中銀理事会に提案する考えを明らかにした。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が1月29日、インタビューの内容を伝えた。
FTによれば、30日にこの計画を提出し、承認されれば最終的には1,400億ユーロ(1,461億3,000万ドル)の外貨準備の最大5%をビットコインで保有することになるという。
ミフル氏は「中銀の資産を分散させる上でビットコインは適切だと思われる」と述べた。ビットコインは多くの人にとって代替投資であるため、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支援がなくても基調として上昇するだろうと語った。
米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)などが昨年、ビットコイン上場投資信託(ETF)を立ち上げて以来、ビットコインに対する投資家の関心が高まっていると、ミフル氏は強調した。
※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
チェコ中銀、ビットコインを外貨準備に 総裁が提案へ=FT
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
画像:Reuters