DEX「ジュピター」がJUP買い戻しへ、ミームコイン売買アプリ「ムーンショット」買収も

JupiterがJUP買い戻し

分散型取引所(DEX)「ジュピター(Jupiter)」による、同プラットフォームのガバナンストークン「JUP」を買い戻す方針が、イベント「キャットスタンブール2025(Catstanbul 2025)」にて1月26日発表された。

同イベントでは「ジュピター」が「JUP」を30億枚焼却し、手数料収入の50%を活用して「JUP」を買い戻すと説明された。この発表を受け「JUP」の価格は、一時0.9ドル(約138円)から1.28ドル(約197円)まで上昇し、記事執筆時点では1.14ドル(約177円)で推移している(1/28 10:05 コインマーケットキャップ調べ)。

さらに「ジュピター」は、ミームコインを法定通貨で売買できるスマホアプリ「ムーンショット(Moonshot)」の過半数株式を取得したことも発表している。この買収により、両プロジェクトはミームコインを中心とした取り組みを進めていくという。ただし、具体的な取り組み内容や株式の取得額については明らかにされていない。

「ムーンショット」では、セルフカストディ(自己管理型)ウォレットを通じてミームコインが売買できる。法定通貨と暗号資産の交換には暗号資産決済プロバイダーのムーンペイ(MoonPay)が利用されている。

なお「ジュピター」は今月23日に、合計7億JUP(約853億円相当)を対象ウォレット200万以上に配布するエアドロップ「ジュプアリー(Jupuary)」を開始した。

画像:iStock/artsstock

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事