BitwiseがDOGE ETFの登録申請をデラウェア州に提出
米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ミームコイン「ドージコイン(DOGE)」のETF(上場投資信託)「BITWISE DOGECOIN ETF」の登録申請を、1月22日付で米デラウェア州国務省に提出した。この件については、ビットワイズの最高投資責任者マット・ホーガン(Matt Hougan)氏がメディア「ザ・ブロック(THE BLOCK)」にて認めている。
デラウェア州国務省の法人検索ページによれば、同ETFはデラウェア州で法定信託(Statutory Trust)として登録されている。また登録代理人には、デラウェア州拠点のサービスプロバイダーであるCSC(Corporation Service Company)の子会社CSCデラウェアトラストカンパニー(CSC Delaware Trust Company)が指定されている。
ちなみに1月21日に、ETF発行会社REXシェアーズ(REX Shares)の親会社であるREXアドバイザーズ(REX Advisers)と、その関連企業オスプレイファンズ(Osprey Funds)が、米証券取引委員会(SEC)に「DOGE」ETFの登録届出書を提出している。
なおREXアドバイザーズとオスプレイファンズは「DOGE」の他に、「オフィシャルトランプ(TRUMP)」、「ボンク(BONK)」、「ビットコイン(BTC)」、「イーサリアム(ETH)」、「ソラナ(SOL)」、「リップル(XRP)」のETFも申請している。
電気自動車会社テスラ(Tesla)のCEOで実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏が率いる「政府効率化省(Department of Government Efficiency:D.O.G.E)」の公式サイトが立ち上げられた当初、「DOGE」のロゴがサイトのトップ画面に掲載されていた。しかし、現在では別のイメージ画像に差し替えられ、「DOGE」のロゴは取り下げられている。
ちなみに「D.O.G.E」の新設および同省トップにマスク氏を起用することを発表したのは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領である。この発表は昨年11月12日に行われ、「DOGE」の価格は翌13日時点で前日比約40%上昇した。
参考:デラウェア州の法人検索ページ
画像:PIXTA