Bitgateがレバレッジ取引サービスを終了へ
Bitgate株式会社が、同社運営の日本国内の仮想通貨取引所Bitgateにおいて「レバレッジ取引」サービスの取扱いを終了することを3月13日発表した。
同発表によると、2019年4月23日以降に口座を開設し、現在「レバレッジ取引」サービスにおいて未決済ポジションを保有するユーザーは、最終決済期日2020年4月15日15:00までに全ての未決済ポジションを反対売買により決済する必要があるとのこと 。
期日までに手続きがされない場合には、事前通知することなく、全ての未決済ポジションを反対売買により差金決済されるとのこと。
なお現物取引についてはサービスを継続するとのことだ。
編集部のコメント
仮想通貨取引のレバレッジ上限については、これまで「JVCEA(一般社団法人日本仮想通貨交換業協会)」が、仮想通貨のレバレッジ上限を15倍から4倍に引き下げる自主規制ルールを定め、国内取引所はそのルールの採用を進めてきましたが、今春施行の改正金商法では施行から猶予期間を経て2倍が上限となる予定となっています。 Bitgateがレバレッジ取引サービスを終了する一方で、SBI FXトレードと楽天ウォレットの2社が、レバレッジ取引サービスを開始することが3月10日日経新聞の報道によって明らかになっています。 報道によると両社は、証拠金取引が規制対象になることにより取引の安全性が高まるとの期待から、市場では活発な売買が見込めると判断し、サービス開始を進めたとのことです。
コメント:大津賀 新也(あたらしい経済)
(images:antoniokhr)