GMOコイン、イーサリアム(ETH)ステーキングサービス提供へ

GMOコインがETHステーキングサービス提供へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコイン提供のステーキングサービスの対象銘柄に、イーサリアム(ETH)が追加されることが1月14日に発表された。

発表によると同対応は、1月18日の9:00〜11:00に行われる定期メンテナンス後に開始されるという。

なおGMOが提供するステーキングサービスは、手続きや申し込みを必要とせず、GMOコインでETHを購入または預入れ、口座内で保有するだけで自動で対象銘柄の暗号資産が付与される。

ただし貸暗号資産ベーシックで貸出中のETHは保有の対象から除外される。また会員ページからステーキングの報酬を受け取らない設定にすることも可能であるとのことだ。

今回追加されるETHのステーキング報酬の年利は手数料控除前で3.4%〜3.5%。手数料控除後は2.0%〜2.2%となる見込みとのこと。なおステーキング報酬は市場の動向により毎月変動するという。

また報酬受取日は毎月10日〜17日に順次配布されるとのこと。GMOコインへステーキング報酬が分配されるのは最短翌月以降となるため、ユーザーへの初回報酬配布は3月10日以降になる予定とのことだ。

ステーキングとは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで発行される暗号資産について、一定量のロックなどを行うことで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、チェーンの安定稼働へ貢献することにより、報酬を獲得する行為。

そしてステーキングサービスでは、サービス提供事業者(コインチェック)がユーザーから預かっている同サービス対象暗号資産のうち、同事業者が指定する数量につきステーキングを行い、その結果受領するステーキング報酬の一部を、ユーザーに付与するサービスとなっている。

GMOコイン提供のステーキングサービスでは現在、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、ソラナ(SOL)、シンボル(XYM)、テゾス(XTZ)、クアンタム(QTUM)、アスター(ASTR)、カルダノ(ADA)が対応している。

参考:GMOコイン
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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